食事からみる骨の健康

骨粗鬆症などの骨の不調などは誰にでもなる恐れのあるものです。

運動など様々な予防法がありますが、一番身近な予防法は食事だと私は考えています。

単純に考えて1日3食、1か月で90食、年間で1095食、食べていることになります。食事ほど長期間、定期的にすることはありません。

今回は特に骨との関わりが有るとされている乳糖について紹介していきたいとおもいます。

乳糖は牛乳に多く含まれている成分で、糖となっていますが、砂糖などと違って甘さはありません。さらに乳糖はただエネルギー源としてだけでなく、カルシウムや鉄分の吸収を助けてくれます。いいことだらけのように思えますが、ただ日本人の一部(とくに成人)の一部では乳糖分解酵素(ラクターゼ)の働きの弱い人がいます。そのような人はお腹がゴロゴロなったり、下痢になったりします。

ラクターゼの働きの弱い人はホットミルクを少しずつ飲んで、飲む量を増やして行くとラクターゼを活性化することが可能です。

またヨーグルトなら乳糖が既に乳酸菌によって20~30%分解されており、体内でも乳酸菌がラクターゼを出すため、分解を助けてくれます。

乳糖をとることにによって、骨の健康を保つのに有効な働きをしてくれます。予防の一つとしてお試ししてはいかがでしょうか?