気象病、流行っております。

今年は、例年と比べても台風が多く発生してますね
1つ発生して通り過ぎたかと思えば、すぐまた1つ出来て・・・の繰り返しが続き、今回も台風24号が終わったと思えば間髪入れず台風25号が来て暴風雨による被害が落ち着かず、地震災害などの自然災害も含めて非常に恐ろしい世の中になってしまったと思います

現在、台風が多く発生している影響もあるのか、全国的に「気象病」を患った患者さんも多くおられるそうです。
「気象病」とは、台風が来たり強い低気圧が接近した時に気温・湿度や気圧が急激に変化することで、人体の血管や肺などが影響を受けてストレスとして自律神経に作用し、頭痛めまい・イライラなどの精神的症状肩こり腰痛関節痛などが引き起こされるものです。
ちなみにわずかな気圧の変化でも体調不良を引き起こす可能性はありますが、台風が来た場合は数十倍の気圧の変化が急激に起こるので頭痛やめまいなどの症状もその分引き起こしやすいとされています。
それで、この気象病を少しでも改善し予防する方法があります。
それは「耳をマッサージすること」です

なぜ耳なのか?
耳には「内耳」という鼓膜の奥にあるかたつむりのような形をした器官があり、これが気圧の変化を感じとるセンサーのような役割をしていて脳に伝わり、自律神経を刺激して交感神経が活発になることで痛みを感じると共に血管も過剰に収縮されるので症状が出やすいとされています。
これにより血流が悪くなった耳をマッサージしてあげれば症状も緩和させるとのことなので耳のマッサージが有効とされています。
マッサージの仕方は・・・

耳を上・下・横に5秒ずつ引っ張る。
耳をつまみ、横に引っ張りながら後ろへ5回ほどゆっくり回す。
親指を耳たぶに、他の4指を耳の上に置いて、耳を折り曲げた状態  で5秒間キープする。
手のひらで耳全体を覆い、後ろに円を描くように5回回す。

上記、4つのマッサージを理想として朝昼晩1回ずつ続けたら症状は少しずつ改善されてくると思います。
耳が敏感な方や耳の血流が悪い方は特に気象病になりやすいので、気圧の変化が起きて症状が出てきたら耳のマッサージをして血流を改善して頂くことをオススメします
この記事を書いている自分も、どちらかというと気象病になりやすい体質で、台風の時期になると特に頭痛や肩こりに悩まされてますが、この耳のマッサージを時間が空いた時にすると症状は軽減され楽になります
案外簡単ですし結構気持ち良いものなので、皆様も気象病のような症状が出てきたら是非やってみてはいかがでしょうか