肺炎予防に・・・のどを鍛えよう!

こんにちは。今回のテーマは「のどを鍛えよう!」です。

のどには①飲食物を飲み込む ②呼吸で空気を出し入れする ③声を出す という役割があります。いずれも生きていく上で大切なことですね。

飲み込む力が弱いと→誤嚥しやすい、がらがら声になりやすい、呼吸が浅いなどの症状が出てきます。

誤嚥が多いと食べ物が間違って肺に入り誤嚥性肺炎を引き起こす原因となります。通常は誤嚥しても咳反射で間違って入ったものを吐き出しますが、高齢者の場合、吐き出す力が無く食べ物が肺に入ったままになり、肺が弱ってしまいます。

のどを鍛え、飲み込む力や呼吸を改善し、大きな声が出せると免疫力がアップします。

つまり、のどを鍛える事は病気の予防につながるのです。

ではどうしたらよいのでしょうか。

①飲み込み力の改善

・首・肩・顎の体操→首や肩をゆっくり回す・顎を上下させる

・深呼吸→鼻から息を吸って口から吐き出す

・舌の運動→舌を突き出し上下左右の方向に動かす

・のどの運動→割りばしを口でくわえたまま1分間過ごす

②呼吸の改善

・ペットボトルトレーニング→柔らかいペットボトルを用意し、息を出し入れしてふくらましたり、へこましたりする

・風船をふくらます

・吹き戻し

③発声の改善

・カラオケ→なるべく高い声を出すように練習する

・発声練習→(ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ)(カ・ケ・キ・ク・ケ・コ・カ・コ)

・有酸素運動→体力の改善に!

たくさんありますが、この中から少しでもできそうな事を続けてやってみましょう。