今年、新しいAEDを購入しました
それに伴い富山市消防局からAED講習に来ていただきました
いざ!!!
という時の為の救命救急ですが
何度講習を受けてみても
いざ!!!
に対応できるかは本当に不安に思います。
そもそもAEDとはどういう状態の時に役立つか?という所からはじまりました。
↑は正常な脈です。
↑は救急搬送が必要な人の脈で
心室・心房細動という心臓の筋肉の一部が正常に働かず
痙攣してしまっている状態なのでAEDによる電気ショックを与えて
心臓の筋肉の痙攣を止める事が必要な状態だそうです。
↑何も処置をしないまま放っておくとそのまま心臓の筋肉の力が弱っていき
心停止になるそうです。
AEDはどんな人にでも使えるように機械が使い方を導いてくれるので
使う必要がない人には機会が判断してくれる優れものです。
そして、やはり大事なのは胸骨圧迫(心臓マッサージ)
AEDは心臓の痙攣は止めてくれますが
心臓が動いていない人の心臓を動かしてくれる手助けにはならないので
動いてない場合は人力でなんとかするしかない。
ということがよく分かりました
↑のような感じで胸の真ん中を
手の平の下の手掌を重ねて圧迫するのですが
圧迫する際に約5センチ(単3電池の大きさ)胸が沈みこむほどの圧力が必要だそうです。
そしてかなり早めのペースを規則的に保ちながら
全力で1分、いければ2分と人を交代しながらやっていき
救急車がくるまでの勝負の7分(富山の平均時間)を持たせなくてはいけないそうです
とてもきつかったというのが、やってみての感想です
人を助ける仕事というのは、常日ごろから実践したり考えていなくては
できないことだとつくづく思います
AEDを使う事がないことを祈りますが
いざ!!!
の時に対応できる冷静さとパワーは本当に大事なことだと学びました