眼精疲労

眼精疲労とは 長時間、目を使い続けることにより、目の症状や全身症状が出現し、

休息や睡眠 をとっても、十分に回復しえない状態をいいます。

眼精疲労の症状

・眼痛

・目のかすみ

・まぶしく感じる

・白目の充血

・頭痛

・肩こり

・不眠

・吐き気

・食欲不振

・倦怠感

原因

多くの場合、目の筋肉(毛様体筋・内直筋)が 疲労して起こります。

・遠視

・ストレス

・長時間の手元作業

・暗い所での手元作業

・度の強すぎる眼鏡の使用

・耳や鼻の病気

・かぜやインフルエンザなどの 身体不調

・ドライアイや緑内障、眼瞼下垂などの 目の病気

効果のある栄養素

アントシアニン
ブルーベリー、紫いも、ナスなどに含まれる。

網膜へのダメージを防ぎ、血流を改善する。

 

βカロチン
ほうれん草、かぼちゃ、小松菜、人参などの緑黄色野菜に含まれる。
網膜色素の成分の一つでもあり、抗酸化作用で目や目の粘膜の代謝を保つ。

また、毛様体の筋肉の弾力性を回復させます

 

ビタミンB1:玄米、豆類、豚肉、うなぎなどに含まれる。

視神経の働きを促進し、視力低下を防ぐ

 

ビタミンB2:卵、乳製品、レバー、うなぎなどに含まれる。

充血や目の疲れを改善する。

ビタミンB6: 大豆、牛乳、サケ、サバ などに含まれる

毛様体筋の主成分であるたんぱく質の吸収に不可欠

 

ビタミンB12
貝類、レバー、青魚などに含まれる。
細胞の増殖を助けるとともに、神経の働きを正常に保つ。

 

ビタミンE
かぼちゃ、アーモンドなどに含まれる。

血行を良くして目の疲れを回復しやすくする。

 

タウリン:イカ、タコ、貝類などに含まれる。目の疲れを回復しやすくする。

ルテイン:ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれる

抗酸化作用によって、光による目の酸化ダメージを 防ぎぐ

眼精疲労解消のツボ

 

天柱

後頭部、髪の生え際、中央のくぼみから左右に触れる太い筋線維の外側にあります。
肩こり・眼精疲労・めまい・冷え・自律神経の安定に効果的。

頭重感やぼんやりするとき、肩こりで頭に血流が不足している場合など

風池

天柱よりも1cmほど外側にあります。

頭痛・肩こり・風邪のひきはじめなどに効果的です。

押しながら軽く頭部を後屈させるとしっかり圧が入ります。

首・肩こりのひどい方は、首回りを温めるだけでも効果があります。

晴明

目頭と鼻の骨との間にあるくぼみ。

効果

目の充血

目の痛み

視力低下

攅竹

眉頭の少し下骨際のツボ。「晴明」から上に上がった辺りの小さなくぼみ。

親指の腹で下から上に押し上げるように刺激すると良いです。

効果

頭痛

目の腫れ

目の痛み

視力低下

魚腰

眉毛の真ん中にあるツボ。別名を眉中(びちゅう)とも言います。

上に向けて押すのが効果的です。

また小さな円を描くように刺激して眉毛の周りの筋肉をゆるめるのも良いです。

効果

目の充血

まぶたのひきつり

眼瞼下垂

陽白

真っ直ぐ前を見た時の瞳孔のラインを上に上がっていき、

眉毛の上2㎝ほどのところにあるツボ。

小さな円を描くようにマッサージすると良いです。

効果

視力低下

頭がぼんやりとする時

頭痛

絲竹空

眉毛を眉尻に向かってたどっていき、骨外側にあるくぼみの辺り。

左右同時に親指で斜め上に向かって刺激するのがおススメです。

効果

頭痛

めまい

まぶたの痙攣(けいれん)

太陽

眉尻と目尻をつなぐ線の中央から外側にたどって行き、くぼんでいるところのツボ。

左右同時に親指で外側に向かって刺激するのがおすすめです。

効果

目の疲れ

頭痛・片頭痛

老眼

承泣

真っ直ぐ前を見た時の瞳孔から真下に下がったところの骨際にある小さなくぼみ。

頬全体を押さえるようにし、中指か薬指で力を入れ過ぎず下に向かって優しく押します。

効果

近視

白内障・緑内障

目の充血

四白

「承泣」より真下に1.5㎝程度下がったところのツボ。

「承泣」と同じように優しく押さえます。

効果

まぶたの痙攣(けいれん)

目の充血

目の下のクマ

手にあるツボ

合谷

親指と人差し指の間を閉じた時にできるシワの端で人差し指寄りにあるところのツボ。

人差し指に向かって親指で刺激するのがおススメです。

効果

目の疲れ・頭痛・首や肩のコリなど頭や顔面の症状に効果のある万能のツボです。

脳内ホルモンのエンドルフィンの分泌を促す効果があり、

痛みの緩和にも作用します。

足にあるツボ

太衝

足の親指と人差し指の間を足首の方に向かってたどった所の親指側にあるくぼみ。

親指側に向かって刺激するのが良いです。

効果

片頭痛

イライラを感じやすい

のぼせ

いずれも3~5秒ほど気持ち胃程度の強さで押してみてください

また、目の周りや首の付け根のマッサージも有効です。

是非、参考にしてみてください