高齢者の火災について

寒い季節になってきましたね。寒さをしのぐために、暖房を利用する機会が多くなってきました。火の扱いに気を付けて利用されているとおもいますが、火災が起きるニュースも多く聞かれます。

さて、高齢者の火災とは65歳以上の高齢者にかかわる火災のことをいいますが、住宅火災による死亡者の割合が全国データで約72%が65歳以上の高齢者、

富山県にいたっては、なんと令和6年度で18人中15人(82%)の高齢者が火災によって死亡しています。

《火災の原因のベスト3》

1位  たばこ  (布団類への着火が最も多い)

2位  ストーブ  (約6割の原因が可燃物が接触する、布団類・衣類への着火)

3位  こんろ   (約7割が可燃物に接触する、着衣への着火)

皆さんも、ご存知のように

たばこは、寝たばこをしない、吸い殻を灰皿やごみ箱にためない

ストーブ、外出時や就寝時は必ず消す、ストーブの近くに布団やカーテン、洗濯物など燃えやすいものを置かない

こんろ、調理中こんろから離れない、周り燃えやすいもの置かない

特に、こんろ奥にあるものをとるときに、衣類に火が付く恐れがあるので、エプロンやアームカバーを付けて調理をすることとお勧めします

皆さん、寒さをしのぐためには、もう一つ良い方法があります。

それは、身体を動かすことです。運動によって代謝と血流が良くなり体が温まります。

さあ、デイサービスに来られて、代謝をよくする運動、血流が良くなる運動を一緒に行いましょう