みなさん、鍼灸治療と聞いて
どんなイメージを思い浮かべますか?
よく患者さんが、口に出されるのは
鍼を『刺す』ということに対するマイナスイメージです
実際に体験した方はその怖い・恐怖のイメージが
180度変わることもありますが・・・
そんなマイナスイメージの強い方に
『刺さない鍼 擦過鍼』のご紹介です。
これはどういうものかというと
アルミを薄く引き伸ばし平らにした状態になります。
これを指に挟んで、身体に刺すのではなく
さすっていくのです
少しわかりずらいですが軽くさすっています
さする時にリズムよく一定の方向に流していくのですが
シャリシャリと音がします。
この擦過鍼は富山ではあまりなじみはありませんが
関西方面では小児鍼(赤ちゃんにも使える鍼)
としてよく使用されています。
9月に鍼灸の介護予防の講習でこの擦過鍼を使った手技を学びました。
安心・安全にすべての人が受け入れ易い擦過鍼法は
認知症の周辺症状緩和と予防にもなると言われています。
擦過鍼は応用範囲が広く、自律神経のバランスを整える効果があることから介護の現場でも今少しずつ注目をあびています
皮膚刺激は心地よく、血流を促進させ
気持ちのいい鍼です
顔や頭も刺激していきます。
今後、デイサービスや鍼灸の方でも
この擦過鍼を使用していきたいと思っております。
お楽しみに