花粉症

こんにちは、北野接骨院です。

3月も下旬になり、気温も暖かくなってきて過ごしやすくなってきた・・と思ったら、いつも決まって出てくる季節恒例の症状があります。

そうです、「花粉症」です

やはり花粉症の影響なのか、外出するとマスクをしている方が、また一段と増えたような気がします

鼻詰まりを起こしたり、クシャミや鼻水が止まらなくなったり、目が痒くなったりしたらとても辛いですよね

そこで、今回は花粉症による鼻詰まりを少しでも軽減するような対策をご紹介したいと思います

起床後に「鼻深呼吸」をして「一酸化窒素」を取り入れることを意識しながら深呼吸をする。

一酸化窒素には、血管と肺の気道を拡張してくれて、鼻循環を良くしてくれる効果があります。

深呼吸する時は酸素と一緒に一酸化窒素も吸い込んでますが、これが口呼吸ではあまり意味が無く、あくまで鼻呼吸による深呼吸でないと一酸化窒素の効果を最大限に発揮出来ないとの説があります。

恐らく、鼻は一酸化窒素の貯蔵庫でもある為、鼻呼吸で意識して取り込めないと一酸化窒素の効果を全身に巡らせることができないからと言われております。

前置きが長くなりましたが・・・その一酸化窒素を効率良く取り込む為の鼻深呼吸の方法です

お腹を膨らませながら、鼻からゆっくりと息を吸い込む。

お腹が膨らみきった時に、鼻から少しずつ小刻みにして息を吐き出す。

この2つの動作を、3回繰り返します。

小刻みに鼻から息を吐くことで一酸化窒素をより多く体に取り込むことができます

また、鼻がつまって苦しくなる時もありますが、その時は「鼻つまみ」を実践すれば楽になります

鼻から息を出し、親指と人差し指で軽く鼻をつまんで15~20秒ほど息を止める。

15~20秒ほど経過したら、鼻呼吸を再開する。

この動作を1分間ほど繰り返すことで鼻の中が一酸化窒素で満たされて鼻の気道が広がり、鼻づまりが解消し楽になります。

後は睡眠時の対策として、睡眠中は仰向けで寝るほうが鼻呼吸になりやすく、花粉症時には1番楽な姿勢で寝ることが出来ます。うつ伏せや横向きでは、口呼吸になりやすく鼻呼吸がしづらい姿勢なのでオススメはしません。

ただ、いつもの癖で仰向けで寝るのが難しいという方は枕を低くすることで仰向けの姿勢を保ちやすくなるので試して頂けたらと思います

身近な物で、例えばバスタオルを折りたたんで枕の代わりにしても良いと思います。そして、更にもう一つバスタオルを用意し、クルクル丸めて、折りたたんだバスタオルの前側(首側)に当てると、生理的な首の弯曲を維持することができ、仰向けの状態を維持しやすくなります

以上、色々と対策を書いてみました。

簡単なものばかりなので、もし花粉症でお困りの方は良かったら実践してみて、少しでも鼻が辛くない生活をして頂けたら嬉しいです