この度、4月から新しいメニューが加わりました
それは・・・
カッピング・スライドカッピング
というものです。
これから紹介していきます
カッピングは別名、吸玉療法とも言います。
プラスチックやガラスの容器の中を真空状態にして皮膚を吸い上げ
吸引圧によって血管を拡張し、血液循環を良くしていく療法です。
スライドカッピングとは
当院では、皮膚にアロマオイルを塗布し
吸引したまま皮膚の表面を滑らせていくものです。
マッサージ効果も期待できます。
どのような効果を期待できるかというと・・・
①血行を良くする
②血液をキレイにする
③皮膚の若さを保つ(引き締め・リフトアップ)
④関節の動きを滑らかにする
⑤神経を正常に調整する
⑥内臓諸器官を活発にする
⑦リンパの流れを促進させる(セルライトにアプローチ)
⑧免疫力・抵抗力のアップ
などが期待できます。
あと、カッピングをする事によって起こる反応を説明していきます。
だるさ(疲労感)
原因は
滞っていた血流が改善されて心臓への血流量が増した
各臓器が老廃物や疲労物質の処理に追われた事で生じた
刺激が強すぎた(施術時間が長すぎた)
などです。
※だるさを伴う期間は半日~1日以内くらいといわれます。
貧血(ふらつき)
刺激量や施術範囲によりますが、陰圧により血管が拡張するため
一時的に貧血のような症状を引き起こすことがあります。
食欲がわく(お腹が空く)・眠くなる
自律神経の、身体をリラックスさせる副交感神経の働きが高まります。
そのため眠くなったり、消化器官の働きが活発になります。
溢血班(いっけつはん)が残る
カッピングを行った後にできる痕を溢血班といいます。
東洋医学的には瘀血(おけつ)、西洋医学的には古血(ふるち)といったものが
カッピングの吸引圧によって表層に引き上げられこのような痕が残ります。
個人差はありますが
この溢血班は1週間ほど残ります。
銭湯に行った時など、身体にこのような痕をつけた方をお見かけした事はありませんか?
長くなりましたが・・・
カッピング・スライドカッピングの施術を行う際
禁忌になる身体の状態を紹介します。
①早急な外科手術を必要とする場合(盲腸、十二指腸潰瘍、腹膜炎など)
②心臓が正常ではない場合
③血管が正常でない場合(下肢静脈瘤の場合、だるさ・強いむくみがなければ〇)
④全身性貧血の場合
⑤体力が低下している場合(風邪、インフルエンザ、ノロウィルスの病み上がり など)
⑥悪性腫瘍
⑦妊娠中(安定期は首、肩への軽い施術であれば〇、生理中も〇)
最後に
カッピング・スライドカッピングは
痕は身体に残り、特に女性の方は気になると思いますが
個人的には
溜まった疲労で
重たく、だるい、どよ~んとした状態が
ギューっと一気に吸い出され
毛穴が開き
体がポカポカ温まって、代謝も良くなり
身体がものすごく軽くなる爽快感を感じます