膝や腰に痛みを感じた時、整形外科のレントゲンなどでの検査では何の異常もないことが多々あります。でも確かに痛みはありますよね。
原因にはもちろん骨や関節の損傷、変形、内臓疾患に伴うものもあります。またストレスなどの心因的なことも原因になります。
ただ痛みは日常生活の中で起こる慢性的な負担や、筋肉の緊張によって起こることが多いのです。そしてコロナ禍の中、外出や身体を動かす機会が減ったという方も多くおられると思いますが、こうした運動不足も膝痛・腰痛の一因になっています。
もとにもどすことはできなくてもストレッチなどの予防対策で痛みを和らげたりできます。
腰痛を予防改善するストレッチは背中を伸ばしたり腰をねじる。膝痛は膝を伸ばしたり太ももの前を伸ばしたりします。痛みで足腰を動かさなくなると筋肉が衰え、痛みの悪循環を起こします。無理のない範囲で行って下さい。
また日頃の生活の中で起こる筋肉のこりが痛みへ変わることは多くありますので仕事の合間に身体を伸ばしたりするなどでこりを積み重ねないように注意しましょう。