アパシー

みなさんはアパシーという言葉をご存知でしょうか?

アパシー(apathy)とは、ギリシャ語の a=失う、

pathos=感情・苦悩を組み 合わせた言葉です。

アパシーとは感情や苦悩を失って しまうという状態を指す症状で

苦しみがなくなるだけではなく、大切な感情もなくなってしまいます

感情とは、喜びや楽しいと感じる 心地よさ、

美しいと感激する気持ちなども消えてしまうわけです

何もしない不活発な状態で、1日同じ姿勢でぼんやりと しているようになります。

ご本人は、「何もする気にならならい」「つらいこともないし、何とも思わないから、このままでいい」というような 状態になります。

やる気がない・・・というとうつ病とも似ていますが、

うつ病は感情が無いのではなくむしろ「苦痛、悩みが強い」状態です。

 (参考資料:共通教育科 准教授 佐藤晋爾 )

最近では、「認知症とうつ病」といった精神からみの本もたくさん発売され、コロナ禍も重なり発症者が増えているそうです

皆さんの周りでは、これまでと違って ... のような方はいらっしゃいませんか?

小さな変化にも、何か隠れているものがあるかもしれません。

静かに、穏やかに過ごしている 事では無いことも考えられます。

認知症と重なり発症もするそうです。

認知症だから静かになったね。。。。とは少し違うみたいです。

私も最近アパシーを知り、関心を持っています。なかなか抑うつ病との区分けが難しいアパシーですが、影にこっそり潜んでいるアパシーを見つけてみませんか?