脳を活性化する?【推し活】

こんにちは 北野接骨院です。

アイドル、俳優、アニメのキャラクター、はたまた建造物や鉄道など、自身の好きな人や物を愛で、応援する活動「推し活」。若い世代を中心に広まったこの言葉ですが、近年はミドル世代、シニア世代にも「推し」に夢中になる人が増えています。 この「推し活」が実は心身ともにとても健康に良いと言われているのをご存知でしょうか。

好きなものや夢中になれるものがあると、生活に彩りが生まれ、楽しみがあると、気持ちが豊かになって前向きな思考になりやすくなります。また日々のモチベーションにもつながり、暮らしの活力源となるのです。

推し活は、シニア世代の認知症予防にも効果的と言われています。推し活をきっかけに交友関係の広がりが生まれたり、人に対しての理解や共感を深めやすくなります。こうして他者とのコミュニケーションにより脳が活性化し、認知症を防ぐ効果が期待できると言うのです。

平穏な日常生活は一見幸せそうですが、脳も体もエネルギーを余り使わずに過ごせている状態で脳内科医曰く、脳は新しいことを取り入れないと活性化しにくい器官で、自分だけの力で動かすのは相当難しく、人との交わりがない孤独な状態は認知症を招く原因にもなり得ると。

先日、偶然昔の職場の先輩とお会いしました。息子さんと二人暮らしの70代の女性ですが、唐突に「毎日でもランチに付き合うよ」と言われ???? 聞けば「時間も自由になるお金もあるけれど、趣味も好きなことも何もないので毎日時間を持て余して本当に辛い」と訴えられるのです。

時間もお金もあるって最高に羨ましい💛けれど、楽しく使う術を持たないのはある意味不幸だし、人との交流も殆どないこの方、認知症の兆候が出たら進行が速いのではとも感じました。

趣味と推し活はカテゴリーが少し違うかもしれませんが、好きなことを続けるというのは、脳の活性化に良い影響を及ぼすと考えられます。

因みに私は、年数回推し活?をしていますが、これで本当に脳が活性化しているのならまだまだ不足してるようです。活性化が追いつかない愚鈍な脳に嘆いています。😥