疲れにくい身体になりたい方に!腹圧呼吸のススメ

12月に入り忙しく慌ただしい時期となりました。

決算や締切、クリスマスやお正月の準備、冬支度、タイヤ交換、など等・・・皆様は如何お過ごしでしょうか。

忙しいとついつい無理をしがち→寝不足やストレスを溜め込む→結果、疲労が溜まる

こんな状況におちいってしまう前に、日々の疲れをリセットしてから就寝することをお薦めします。その方法の一つが呼吸法です。

今回紹介するのは「腹圧呼吸」です。

「ん?腹圧呼吸?腹式呼吸とか深呼吸ではなくて?」

となった方も多いと思います。ざっくり分類すると、

・胸式呼吸→口から息を吸って、口または鼻から息を吐く

・腹式呼吸→鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、口から息を吐きなが  らお腹をひっこめる

・腹圧呼吸→鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、お腹を膨らませたまま息を吐く

・深呼吸→腹式、胸式呼吸を問わず深く息を吸って吐くことを指します

なぜ腹圧呼吸をお薦めするかというと、お腹をふくらませたまま呼吸することでお腹の圧(腹腔圧)が高まり、身体の中心部分(体幹)が支えられて安定し、無理のない姿勢が保ちやすくなるからです。

姿勢が安定することで神経の通りが良くなり、余分な負荷が減るという理論です。

身体のゆがみが大きくなると疲労がたまりやすくなるといわれています。逆に言うと、疲れてくると身体や姿勢がゆがみやすくなります。

日常生活ではいろいろな出来事がありますから疲労を避ける事はできません。腹圧呼吸をすることで身体の姿勢を良くしてゆがみを修正し、姿勢が良い状態で寝ると身体の機能が回復しやすくなります。

ぜひ寝る前に身体をリセットして健やかな眠りにつきましょう

出典:「スタンフォード式 疲れない体」より