東洋医学の神秘?だけではなかった・・・

こんにちは。今回のテーマは「鍼灸」です。

当院でも2名女性鍼灸師がおり、日々仕事を頑張っています

ところで、2月20日に放送された「ためしてガッテン」を見られた方は、治療方法のひとつとしてなぜ鍼灸が使われているか少しお分かりいただけたのではないでしょうか。

鍼をしたらどうなるかをざっくり説明すると、

1鍼を身体に刺すことで、筋肉に微細な傷がつく

2傷を修復しようとして身体の中の白血球等が傷周辺に集まってくる

3傷周辺の血流が良くなることで溜まっていた痛み物質や老廃物が身体の中で処理されていく。その過程で痛みのある部位の筋膜のしわがのばされたり、血行のかたよりが改善される。

4痛みがとれる

と、こんな感じです。番組では超音波画像を見ながらその様子がでていたので、とてもわかりやすかったですね。

鍼灸はもともと経験医学(ここに鍼したら良くなったという体験)の積み重ねで成り立ってきた経緯があります。科学的に、視覚的に立証されるようになってきたのは、最近のことです。医療機器の進歩や研究される方が出てきて、どのような現象がおきているかわかってきました。

今まではなんとなく、鍼灸って東洋医学の神秘で不可思議に思っていた方もいるかもしれません。でも、ある程度までは科学的に説明できるようになってきたのです

2000年以上前からともいわれる鍼灸が現在でも使用されているのは、それなりに理由があると思います。身体の悩みをかかえている方は、鍼灸師までぜひご相談ください