最近、自分が治療で関わってきた患者さんの訃報を
3月に入ってからよく耳にするようになりました。
今までもそういった事は何度も経験してきましたが
年齢を重ねて、鍼灸治療をしていくうちに
手を動かしながら患者さんの抱えている悩みや
良い方向に体や心がシフトしていく過程をサポートし
泣いたり笑ったりする密な時間が
私の中でとても大きい生きがいになっていると感じています
治療に通っていただいている患者さんは
ご家族を紹介していただき
家族ぐるみで治療を受けてくだっさている方が多いので
お互いの健康を思い心配したり
相談しにくい悩みなどを消化する場として
話をしている時にいつも思うことは
どんな方の人生も本が一冊出来上がるくらい
物語やストーリーがあり
起こる出来事が良い事も悪いことも
全部意味がある
と感じることができるほど
その方の人生の一部に関わるというか
ドアを開いてもらえたことがうれしいです。
最近戦争のニュースが毎日意識しなくても
耳に入ってくることが多くて
生と死を意識しているのかもしれませんが・・・
今日はあったかいですね~
今日は寒いですね~
と日常的な会話から始まるのほほんな毎日が幸せで
これからもがんばっていこうと思いました