卵のもとのもとのお話

こんにちは。北野接骨院です。今日は赤ちゃんが産まれる前、もっと言うと精子と卵子が出会って受精する前までのお話です。

まずは女性側。卵子のもとは原始卵胞(細胞)といいます。卵胞が成長して卵子のもとが作られます。これは女性が産まれる前、胎児の時から数が決まっていて、約500~700万個です。この卵胞が1000個程度80日かけて成長し、排卵日前に一番育った卵胞が破れ、排卵されて卵子が子宮に運ばれます。

受精されなかった卵子や使われなかった卵胞が生理によって排出され、残った卵胞細胞からまた排卵にむけて毎回1000個が成長し…が繰り返されます。最終的に閉経する時に残った卵胞は1000個程度といわれています。500万個→1000個使用率99.98%( ^ω^)・・・凄い効率ですね。

男性側の精子は男性が思春期以降5000万~1億個(1日あたり)作られているそうです。

健康な男性が一生のうちに作る精子の数は1兆~2兆にもなるそうです。

そして妊娠確立は健康な男女でも30%と言われています。カップルの年齢によってはさらに確率が低くなりますね。

500万だの1億だの1兆だの、これが銀行預金のお話ならよかったなあと思いつつ、数えきれない細胞が使われ、その中でほんのわずかな確率で受精、妊娠となるのですね。

産んでくれた両親や、産まれてくれた子供に感謝しようと思いました。