山王祭の再開

皆さんこんにちは、今年も山王祭りの季節がやってきましたね

今年は3年ぶりに開催されるそうです。
PCR検査を受けた県内の業者に限定し、
約50店が神社の境内と西駐車場に店を出すとの事です。
酒類は提供せず、神社敷地内での飲食を控えてもらうことにはなっています。

営業は午後9時までとなっています。

久しぶりの山王祭、楽しみですね

山王祭の概要

山王祭の始まりは1690年(元禄3年)に、富山藩2代藩主前田正甫が、

神輿2基を寄進したことにより城下の氏子町を巡行する慣わしとなり始まったとされ、

富山城下を上げての総土産(うぶすな)祭りとして栄え賑わってきました。

5月30日に宵祭りが行われ、巫女により浦安の舞いが奉納され、
神事と祭りが無事に終わるように、境内のお祓いが行われます。

また、5月31日から神幸祭が行われ、日枝神社で神輿の分霊の儀式を行った後、2日間にわたって氏子町を練り歩きます。

6月1日から大通りが歩行者天国になり、ライブイベントなどが行われる他、富山市の中心の

繁華街では、「とやま山王市」が開催され、数百件もの露店が立ち並び、

約50万人の人出で賑わいを見せるそうです。

日枝神社は加賀藩2代藩主前田利長が現在の場所に境内地を寄進、社殿を造営するとともに、
「日枝神社は富山の総産土神である」とし、以後前田家代々からあつく崇敬されました。

日枝神社に祀られている神々

日枝神社には御祭神が4柱、祀られています

山咋神(おおやまくいのかみ)は五穀豊穣の神、工事安全の神、醸造(酒造り)の神デス
大己貴神(おおなむちのかみ)は大国主神の別称で、
「おおなむちのかみ」とは多くの名前を持った貴い神という意味です。

天照皇大御神(あまてらすすのおおみかみ)は太陽のように多くの恵みを与えて下さる神です

豊受大御神(とようけのおおみかみ)は衣服、食物、住居を司る神として知られています。

拝殿の向かって左隣には稲荷社、水天宮、春日社がお祀りされています。

特に水天宮は安産の神として知られています

拝殿の向かいには末社 麄香(あらか)神社があります。

ご祭神は手置帆負神(たおきほういのかみ)、彦狭知神(ひこさしりのかみ)で、

工匠の神、商業の守り神といわれています

時間があれば久しぶりの山王祭に訪れられてはどうでしょう?